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2014年03月01日

プットの売りはコールの売りと同じ【ランケン】

最近、ATMのプットばっかり売ってて分かったことがあります。
プット売りとコール売りは等しいって事です。
プット売りなんてしたくないって思っててファーのコールばかり昔は売ってたんですけど、何の事はない、同じでした。

これの理由は、プットコールパリティって奴です。
すなわち、下の式で表されます。

コールオプションの価格−プットオプションの価格=原資産価格−権利行使価格 

ゆえに、

コールオプションの価格 = 原資産価格−権利行使価格 + プットオプションの価格


簡単な例で考えましょう。
原資産価格と権利行使価格が等しい場合、原資産価格−権利行使価格はゼロです。
そしたら、コールオプションの価格 = プットオプションの価格

ですよね。
IVが下がってコールが下がったら、プットも下がるって事です。

では、原資産価格と権利行使価格が等しくない場合、原資産価格が15100円で権利行使価格が15000円とします。
(原資産価格−権利行使価格)は100円。

コールオプションの価格 = 100 + プットオプションの価格


100円加わってますが、IVが下がってコールオプションの価格が下がればプットオプションの価格も同じだけ下がりますよね。
つまり、原資産価格の変動を表すデルタとガンマの影響がなければ(デルタヘッジをすれば)、コールの売りはプットの売りなんです。

今、15000円でファーの16000円のコールを売るのは、16000円のインしたプットを売るのと完全に同じと言えます。
単なる足し算と引き算の話なので、当たり前なんですけど、最近これを実感します。
プットがインしてもあんまり気にならなくなりました。

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ポジション全体としてデルタヘッジ出来てれば、ほとんど怖くありません。
むしろインしたプットなんてただの先物ですから、先物で完全にヘッジ出来る訳です。
まさにベガトレード。
オプションって面白い!

理論の話ばかりしてても訳が分からないと思いますので、相場の方に話を移します。
IVがだいぶ下がってきましたね。
ランケンのポジションも一気に利益が膨らんできました。

昨日は15000円と16000円でコールレシオを組みました。
これも当たりでして、利益化に貢献しています。

もちろん、カバードプットのデルタヘッジもしっかりと利益を出しています。
ファーの買い玉がだいぶ腐っちゃったので、本当は買い足すべきですかね。
買い玉は期先を買い入れています。
期近は腐っちゃうので、期近のプットだけを腐らせる方向にしています。

ATMのプットは少し外側に動かそうかなぁとも思うんですけど、15250、14750、14250、14000、13250とプットを売っています。
インからファーまで一通り売ってるこの怖さ(笑)。
少し買わないと。。。

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posted by CFD at 01:45 | Comment(0) | 225オプション
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