茂木健一郎が、東大生をコテンパンにダメ出ししていました。
プライドの高い東大生君達に向かって、
お前らがやってきた受験ははっきりいって無意味だ。
とか、
世界に出たら全然通用しない
とか、散々な言いよう(笑
もっとも、茂木さん自身が東大卒だから言えるんじゃね?っていう話も・・・・
彼が言いたいのは、こういうことらしいです。
偏差値教育では養えない、社会に出て必要な能力、個性を伸ばす力が、
東大生には欠如している。
このブログの方が上手にまとめてくださっているので引用させていただきました。
【個性を伸ばすには?】〜勇気とひらめきが重要
≪勇気≫
勇気ある行動の例として「最初のペンギン」の話があります。
ペンギンは餌を得るために、海に飛び込む必要がありますが、
いきなり飛び込むのはかなり勇気がいります。
海の中に何がいるかわからないからです。
そこで勇気のあるペンギンが飛び込んで大丈夫だとわかると、
後に続いて次々と飛び込むようになります。
このように最初に始めるには勇気が要りますが、
新しいことに挑戦すると、脳からド−パミンが出て、
また新たなことをやってみようという勇気がわいてくるのだそうです。
偏差値教育では効率の良さや論理的思考が強化されて、リスクを伴う行動を避けるようになり、
イノベ−ションを起こしにくくなります。
≪ひらめきから発明へ≫
「ポスト・イット」(付箋)はどのようにして生まれたかご存知でしょうか?
アメリカ・ミネソタ州の素材メ−カ−「3M」では、
強力な接着剤の研究をしていましたが、失敗して粘着力の弱いものができてしまい、
社員は何かに使えないかと思案していました。
ある時社員が教会で賛美歌を歌っていたら、挟んでいた栞が落ちました。
その時に「落ちにくい栞があったらいいな」とひらめいたのです。
そうして試行錯誤を重ねた結果、「はがしたい時にはがせる栞」として「ポスト・イット」ができました。
「失敗は成功の元」というのは、まさにこのことですね。
アマゾンのネットショッピングやスマ−トホンなど、
新しい価値や活用法を生み出すことになったのもひらめきがあったからこそなのです。
この「ひらめき」には3つの「偶然の幸運(セレンディピティ)」が必要だそうです。
(1)Action(行動)
(2)Awareness(気づき)
(3)Acceptance(受容)
この中でも(3)の受容が大事で、気付いたことは今までの価値観とズレてることが多いので、
それを受け入れる気持ちが必要になります。
【ひらめきに気付くには?】
新しいことに出会うと、脳のアラ−ムが司令塔に行くのですが、
ひらめきの回路が弱くてほとんどが無視されてしまうそうです。もったいないですね。
そこでひらめきを捕える感性を磨くには、初対面の人と会話するのがよいと言います。
他人のことは予想がつかず、脳は一番よい力を出すので、
できるだけ多くの人と知り合って友達になるのがよいそうです。
偏差値教育では、効率の良さや論理的思考は強化されるけど、
リスクを伴う行動を避けるようになり、イノベーションを起こしにくく鳴る。
と茂木さんは言っています。
昔”ザ・タートル 投資家たちの士官学校”という本のレビューで
書いたことを思い出したんですけど、リチャード・デニスがトレーダーを募集した際、
おんなじことを言ってましたよね。確か。
「デニスが求めていたのはある条件だった。
彼は計算されたリスクならば進んでとろうとする人物を探していた。
だから、ほかの応募者とは際立って個性的な人物をあえて採用した。
このような採用プロセスは1980年代ではもちろん、現在でもあまりお目にかかれない。
例えば、MBA取得者のようなエリートは、企業を経営するための知識をぎっしりと頭に詰め込んではいるが、
自分の手を動かして動こうとはしない。
IQと人脈だけでうまくやっていけると考えている。ハードワークを嫌い、リスクを取ることを避けようとする。
そういう人材はお呼びではなかった。
デニスが求めていたのは、確率のゲームを楽しんでプレーするような、物事のオッズ(かけ率)を常に考えているような人間だった。
もしあなたが、ラスベガスの予想やを思い浮かべているなら面接に呼ばれていたかもしれない。
デニスとはそういう人物で、彼を知るものなら採用された顔触れをみてなんの驚きも感じなかっただろう。
他の誰もが気付いていないチャンスをものにするというやり方で、彼は成功してきたのだ。」
ね?
トレーダーの資質と偏差値学力は全く別みたいです。
むしろ、トレードするのに、その種の学力の高さは邪魔になるのかもしれません。
スマホアプリが使いやすいと定評があります。
■みんなのFX■