-->
ランケン推奨!
IGマーケッツ証券

取材記事
最近の記事

2012年07月17日

債券も人民元取引が広がる【鷹鳩】

以前、人民元と円の直接取引が始まるという事がニュースになりましたね。
それに伴って、FXでも人民元(CNY)絡みの取引が話題になりました。

Cステでもなんどか記事で取り上げています。

ドル/元が売り時【sarah】

人民元変動幅 1%に拡大【sarah】


為替市場での人民元の台頭ももちろんですが、国際企業の資金調達の手段としても人民元建ての取引が広がっています。

人民元建て債が急拡大 日本企業も活用
今年上半期の起債5割増(日経)


香港で「点心債」と呼ばれる人民元建て債券の市場が急拡大している。起債額が昨年初めて1千億元(約1兆2500億円)の大台を超えたのに続き、今年1〜6月も前年同期比で5割増えた。中国本土系の機関や企業に加え、欧州や中東、日本など発行者も多様化。投資家にとっては人民元の運用先が広がることにつながる。急増の陰には人民元の国際化を目指す中国政府の意向も働いており、拡大は今後も続きそうだ。

規模の拡大とともに、発行者も広がっている。中国農業発展銀行や中国輸出入銀行、宝鋼集団といった中国政府系の金融機関や大型国有企業だけでなく、5月にはドイツ政府系の復興金融公庫(KfW)が初めて登場。

新たな発行方法を試す例も出てきた。6月末に香港で過去最大となる230億元の国債を発行した中国財政省は、初めて期限が15年の長期債も発行。外貨準備用として外国の中央銀行向けにも割り当てた。

 日本企業では三井物産が3月に5億元の5年債を発行。日立キャピタルも3年債で同額を調達するなど、人民元を必要としている企業の間に徐々に広がりつつある。



債券の呼び名は結構面白いものがあって、日本市場で発行する円建て債をサムライ債と呼んだり、外貨建て債をショーグン債とよんだり…。ヤンキー債、キムチ債なんてのも。

でもって最近一番ホットなのが記事にも出てきた点心債。人民元建てで香港で発行される債券。

中国でのビジネスが活発化するにつれ、人民元での調達の必要性も高まりを見せているわけで。
今後は、様々な企業が点心債の検討を始めることになるでしょう。
逆に、金融機関もこの点心債絡みのビジネスを勝機と見ています。

「資本市場」「アジア」というのがこれからの金融業界のイシューになるのでしょう。


にほんブログ村 株ブログ CFD取引へ
banner2.gif
posted by CFD at 20:09 | Comment(2) | 鷹鳩の世界の市場から
この記事へのコメント
puma tシャツ
Posted by puma tシャツ at 2013年09月22日 12:35
puma アウトレット
Posted by スニーカー 人気 at 2013年09月22日 12:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]