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2012年06月25日

インドが結構危うい…かも?【鷹鳩】

BRICSの一員として目覚ましい成長を遂げてきたインドですがここの所、元気がないニュースが良く聞こえてきます。

インド政府がルピー安対策発表へ−物価上昇圧力沈静化狙う(Bloomberg)

インドは25日にも通貨ルピー安対策を発表する。ルピーが対ドルで過去最安値を付けたことで、物価上昇圧力が高まり、企業の外貨建て債務の返済コスト上昇をもたらしている。

ルピーはこの1年間で対ドルで21%下落しており、アジア通貨の中で最悪のパフォーマンスを記録している。ルピー安はインフレ率に影響しており、中銀は先週、利下げに踏み切るにはインフレ率が高水準過ぎると判断した。首相の経済諮問委員会のランガラジャン委員長は先月、ルピー相場を押し上げる措置の1つの選択肢として、海外在住者から資金を呼び込む預金プログラムを挙げた。


先日、大方の予想に反して、インド中銀が利下げを見送ったというニュースもありましたね。

インド中銀:政策金利を据え置き、インフレで利下げ余地縮小(Bloomberg)

インド準備銀行(中央銀行)は18日、 市場予想に反して政策金利を据え置いた。同国ではインフレ上昇で、鈍化しつつある景気を支援する余地が狭まっている。
インド中銀はこの日の声明で、政策金利であるレポ金利を8%に据え置くと発表。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト25人を対象にまとめた調査では、この結果を予測していたのは4人だけで、19人が0.25ポイント利下げ、残りは0.5ポイント利下げをそれぞれ見込んでいた。
ブラジルや中国は過去3週間に相次いで利下げを実施しており、インド中銀の今回の決定はそれとは対照的なものとなった。欧州の混乱の影響はアジア中に広がり、この日からメキシコで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の中心的な議題になっている。インド中銀にとってほぼ10年ぶり低成長に対応する余地が限られているのは、ルピー安にも一因がある。同国のインフレ率は既に7%を上回る水準に達している。



経済情勢からは利下げで臨みたいのに…インフレ率が高くて利下げを思いとどまり…。加えてインドルピー安もインフレにネガティブに働きます。またインドは実は経常赤字国でもあり、最悪のパターンは想像するだけでちょっと怖いことに。

ちなみにインドルピーのチャート。

2012062501.png

USD/INRなので上昇すればインドルピー安になります。過去5年でも最安値です。リーマン時よりもですよ!

ギリシャショック云々もありますが…次のショックはBRICSから来る気がしてなりません。



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posted by CFD at 16:28 | Comment(1) | 鷹鳩の世界の市場から
この記事へのコメント
次のショックはBRICSから来る気がしてなりません。
Posted by omega replica sale at 2014年12月10日 18:03
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