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2012年05月31日

FXスプレッド競争ふたたび?【鷹鳩】

3-4年前からFX業界にネオ系と呼ばれる業者が参入してスプレッド競争が激化しました。
私は2003年ごろからFXの世界を見てるんですが、当時はUSD/JPYのスプレッドが5銭、しかも手数料が掛かるというのが普通でした。
酷い所だと(もう潰れちゃった会社ですが) 最初に『買い』か『売り』かを選択させて、片方の値段しか出さないところもあったんですよ!(笑) これは酷過ぎです(笑) 

なのでここ数年のスプレッドが狭くなっていくのは見ていて驚きます。よく元為替ディーラーの方とも話すんですけど、『プロより個人のFXの方が取引条件良いよね』っていう…。いやほんと。

ネオ系は資本力が弱い所が多く、スプレッドも腹切りでやっていたので会社が存続しているところもそれほど多くありません。それでも、その後に割と資本が厚い新興企業が運営するFX会社は狭いスプレッドのまま頑張って顧客を取り込んでいます。

さて、それを黙ってみていたのが大手ネット証券。ここにきて反撃の狼煙を上げるようです。

(FXウオッチ)ネット証券、サービス拡充
厳しいスプレッド競争 (日経新聞)

ネット証券各社がFX(外国為替証拠金取引)のサービス拡充に相次ぎ乗り出している。自動売買機能の拡充やスプレッド(買値と売値の差)縮小が主な柱だ。日本株売買が縮小傾向にあるなか、各社はFX取引を収益源に育てようとしている。個人投資家にとってサービスの選択肢は広がりそうだ。

 「日本株依存では収益がジリ貧」とみて、FXに商機を見いだそうとする証券業界。とはいえ、FX事業も市況に左右される。各社の売買代金は外国為替相場に膠着感が出た昨年秋以降、伸び悩む展開。2012年1〜3月期の主要4社の収益合計は前年同期より15%減った。

 ただ主要ネット証券会社はFX専業会社に比べ規模が大きく、資金調達力を含めサービスの展開力は強いとみられる。各社はFX事業強化の姿勢を示しており、今年度は各社の新サービスにも注目したい。


記事では楽天、マネックス、カブドットコム、松井、SBIのFXへの新サービス投入やスプレッド縮小について書かれていました。
たしかに、これらの大手ネット証券のFXって正直スプレッドが広い…。いや、昔に比べたら十分いいんですけど、今やUSD/JPYは0.4-0.7とかで争っている時代ですからね…。1銭は広く見えてしまう…。
ただ株もFXも同じ証券会社で出来ると便利だなとは思います。また、資金力が豊富ですから、サービス拡充の余裕もありそう。取引会社の安心感もFX専業よりはありますよね。

また競争が始まるのでしょうか…? 我々投資家にとってはありがたいことです。
後は…小規模業者の破綻には気を付けましょう…。


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posted by CFD at 16:54 | Comment(0) | 鷹鳩の世界の市場から
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