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2011年12月15日

ゴールド下落【鷹鳩】

ここ数日、ゴールドの下落が著しいですね。
先日の記事、今年の相場を振り返る【鷹鳩】でゴールドは年間通じて上昇してて、と書いたのですが、このまま下落が続けば、大した上昇率にはならないかもしれません。

商品相場が全面安、テクニカル要因や欧州懸念で=欧米市場(ロイター)

ニューヨーク原油先物は5%急落して終了。約3カ月ぶりの大幅下落となった。北海ブレント原油先物も4%安。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物は5%急落。年初来の下落率は約25%に達しており、今年最も値下がりした商品の1つとなる見通し。

ニューヨーク金先物は約4%下落。今週の下落率は8%に達しており、週間下落率は金融危機発生後で2番目の大きさとなる勢いとなっている。金現物も200日移動平均線を割り込むなど、重要な支持線を下抜けた。



色々と要因が言われていますが、クリスマス前の流動性が低いところに換金売り、ポジションのクローズが入ったって所でしょう。

ゴールドのチャートです。

20111215.png


今年の相場のメインテーマはなんといっても欧州危機でした。
欧州各国の乱れ、ソブリンリスクがにわかに高まりました。
そうすると『安全資産であるゴールドを買っておこう』と考えるのは自然の流れでしょう。
どの国家にも属さない、現物商品でそれ自体が価値のあるものですからね…。

以前も書きましたが、いまいち国家に信用を置けない国々では、富裕層は資産を現金や金融商品ではなく、金で持ちます。
ソブリンリスクが高まっている今日日ではなおさらです。

それが今年の前半のフローでしょう。
夏前から一気に金価格が上昇しているのがよく分かります。

ひとたびゴールドバブルが起きれば、あとは皆が一斉に買いに走ります。
ヘッジファンドはもちろん、年金や投信、個人マネーもです。
街の金製品買取ます!で行列ができたのも記憶に新しいところ。

ただ、年初1300ドル台だったのが一気に1900ドルまで上昇。
実に40%近く上昇しているんですね…。

ということでバブルは必ずどこかで破裂するの法則で1900ドルから1600ドルまで下落してきたのです。

山高ければ谷深し。

大事なトレンドラインも下へブレイク、年が明けるまではもうひと押しあるかもしれませんね。



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posted by CFD at 15:39 | Comment(0) | 商品
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