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2011年10月25日

ソロスの提言【ランケン】

オリンパス、ここ2日ほどは落ち着いてますね。
1000円割れるかと思ったけど割れないや。
別に慌てませんが、どうなるかなぁ。

さて、ヨーロッパ情勢ですが、解決に向けてジョージソロスが7つの提言をしています。
最近、ソロスは引退したのもあるかもしれませんが、非常にヨーロッパ情勢に対しての提言が積極的ですね。
以下にソロスの7つの提言を書きます。

1.ユーロ圏の国々は共通の財政に関する条約に合意し、国債リスクをEFSFが引き受ける。

2.EFSFがECBやIMFが持つギリシャ債を引き受ける。

3.EFSFが銀行システムの保証をする。これは政府債の保証ではなく銀行システムの保証とする。

4.大きな銀行を保証する代わりに、政府ではなくECBの指導を受ける。もし、指導を拒絶する場合はECBからの資金供給は受けられない。

5.ECBはクレジットラインの供給のための指導をし、リスク管理の調査をsる。

6.ECBは金利を引き下げ、流動性を確保する事で、各国政府が低金利での資金調達を出来るようにする。これはECBへのデポジットではなく銀行の流動性を高める事が出来る。イタリアなどはこれで短期資金の調達が非常に低く出来る。
また、資金を供給する国は間接的にイタリアなどに抑制を与える事が出来る。

7.市場は、各国の当局が統合した事に驚き、十分な流動性が復活し、イタリアも妥当な金利での資金調達が可能となる。

うーん、深いし難しい話です。
結局は、ヨーロッパの政治的な統合がないと出来ない話なのですが、ヨーロッパ全体での財政の統合をしろって話ですね。
その上での仕組みをソロスは書いています。

ランケンなりの理解を書くと、ヨーロッパ共通債券を発行し、債券の保証はEFSFが行ってECBが買い取りも出来るような仕組みで流動性を確保してやる事が破綻は起きないと言う市場の安心感を生みます。
各国の政府債とヨーロッパ共通債の両方が出来る訳ですが、ヨーロッパ共通債は政府債と違って市場からのお金ではなく、ヨーロッパ各国の保証で成り立っているので、ここからお金を調達すると言う事はヨーロッパの他の国からの干渉を受ける事になります。

後、ECBの指導が政府ではなく銀行に入る事で、銀行システムが無茶をしないような仕組みにすべしって言ってるんでしょうね。
また、既に国債が下落して資金調達に苦労している国は、ECBが金利を下げる事で、国債を発行できるようにしてやり、ECBでのデポジットを減らし、その分を資金調達に回す事で流動性を確保すると言う話みたいです。

ここまで来ればイタリアなんかも市場で資金調達が出来るって話ですが、あくまでも短期的な資金調達の話で、最終的には各国の財政規律の問題である事には変わりはありません。

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その短期的な資金調達をイタリアですらまともに出来ないってのが今のユーロの怖さです。
しっかし、これしかやりようが無いとソロスは思ってるんでしょうが、出来るんでしょうかねぇ、ヨーロッパの政府は。

追い詰められないと出来ないでしょうが、逆に言うと追い詰められたら出来る話とも言えるかもしれない。
ヨーロッパ共通債が発行されて、各国の政府が債務が大きすぎる国を監視する仕組みになれば出来るんでしょう。
ヨーロッパ共通債が出せるかどうかかな。
債務国はNoとは言えないし、債権国もやるしかないって話でしょうか。

ある意味で、道筋が見える訳ですかね。
各国の政府が各々の国民を納得させる事が出来るかどうかが最大のポイントでしょう。

その政治によって市場はガタガタする訳ですね、今後は。
難しい話になってきています。。。

理解合ってるかなぁ。。。
8割ぐらいは合ってると思うんだけど、残りの2割ぐらいは自信がない。。
違ってたら誰か教えて!

こんなの付いていける人、どれぐらいいるんだろう。。。
ランケンも結構イッパイイッパイ。。。

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posted by CFD at 23:35 | Comment(0) | ランケンのCFD予備校
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