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2011年10月13日

死んだ猫も跳ね返る相場【鷹鳩】

ここんところはマーケットは上昇基調ですね。
株も小確りしてますし、クロス円もリスク許容度の改善から久しぶりの大きな上昇。
EUR/JPYも100円台付けたのが106円台と盛り返してきています。

マーケットに安心が広がったのが、欧州問題で一応の進展が見えたことでしょう。

ユーロ加盟国スロバキアでのEFSF決議での可決がほぼ合意できたという報道やバローゾ欧州委員長やメルケル首相など欧州要人の金融危機対応への期待感によるものでしょう。

しかし、欧州危機の収束には依然、厳しい道であると思います。


投資家はリスクオンに慎重、容易ではない欧州ロードマップ (ロイター)

欧州委員会が12日発表した「安定と成長に向けたロードマップ」の柱は、1)ギリシャ問題への対応、2)セーフティネットの強化、3)増資を通じた銀行システムの強化、4)経済成長戦略の加速、5)より強化で統一された経済ガバナンスの構築、の5つ。

 なかでも市場の関心が高いのは、銀行システムの強化だが、「ソブリン債務の評価方法や求められる狭義の中核的自己資本比率の水準に具体論はなかった」(外資系証券エコノミスト)と評価は定まっていない。

 合格行だったデクシア(DEXI.BR: 株価, 企業情報, レポート)の国有化で7月に実施したストレステストの信頼性は低下しており、公的資金の注入には、新たな資産査定が必要になるとみられている。「一律で公的資金を入れても、資産状況が不透明であればマーケットの不安は解消されない」(国内証券ストラテジスト)という。

 欧州委員会のバローゾ委員長は、銀行の資本増強には十分に調整されたアプローチをとるべきで、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の活用は最後の手段とすべきとの考えを示しているが、自己資本比率引き上げだけが先行すれば、思わぬ「合成の誤謬」を招く可能性もある。




欧州全体で金融機関の面倒をみましょう、そのためにリスク評価や自己資本を厳しく見ましょう、ってことなんですが。

記事中にもあるとおり、前回のストレステストでもまったく同じ事をしているわけで、目だって新しいことをしているわけではありません。
また、ストレステストを合格しているデクシアが破綻、とテストテスト言うけど、なーんにも実態に追いついていないわけですわな。

マーケットの言い回しにこんなのがあります。

『Dead Cat Bounce』

20111013.jpg


死んだ猫も地面で一旦は跳ね返る って感じでしょうか…。

相場だってどんな危機でも一旦は跳ね返るってことです。

今、狙い目は跳ね返っている欧州ネームを売り叩くことかな、と個人的に思っているのですが…。


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posted by CFD at 18:08 | Comment(0) | 海外株
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