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2011年06月10日

エネルギー革命としての天然ガス【ランケン】

直近1年間のコモディティってほぼ全銘柄上昇しています。
基本的に何やっててもロングしてれば勝てたはず。

ところが1つだけ例外があります。
負けるってほどでもないかもしれませんが、ほとんど上がってないもの。
それが天然ガスです。

天然ガスはジムロジャーズもずっと強気ですし、原油も上がってるのになぜかちっとも上がりません。
以前も書いたのですが、原油との差は開くばかり。
ランケンも一度は買ってみたりしたものの、動かないのでほとんどやってません。
でも、IEAから天然ガスの重要度が増すとのレポートが出ていますので、今日はこれを取り上げます。

IEA(International Energy Agency)は安価な天然ガスのすばらしい時代(Golden ageと表されています)が来るかもしれないと述べています。
今後25年間で天然ガスの消費量は世界で50%増加し、そのうちの四分の一が2035年までに増えるだろうと予測されています。
この要因はエネルギー不足が深刻化する中国と共に日本の地震が指摘されています。

供給側で現在行われている事はシェールガスの技術開発です。
これがエネルギー革命を起こすかもしれないとIEAはしており、現在世界的に注目されているんだそうです。

天然ガスのガス田は実はあまり大きなものがほとんど見つかっていません。
ただ、シェールガスはまだほとんど手が付けられていないようなのが現状で、北米だけで100兆立方フィートの採掘可能ガスがあるんだそうです。
アメリカが使用しているガスの45年分だそうで、ヨーロッパには2倍の200兆立方フィートがあるとされています。
南アフリカにもあるみたいですが、今度ランケンで別途取り上げよう。

今までと大きく違うのは採掘のための技術革新が進んだためで十分安価なコストで採掘が出来るようになったんだそうです。
これにより、エネルギー業界には今後10年間でゲームチェンジが起こるだろうとされています。
天然ガスって日本では割と使われてるんですが、世界的には必ずしもポピュラーなエネルギーではありません。
気体のため運ぶのが大変なんですね。

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もし天然ガスが本当に原油に取って代わるレベルになるのであれば、中東の石油カルテル(OPEC)などはもはや機能しなくなるだろうとまで言われています。
当然、あの一帯で頻発する石油がらみの紛争も減るかもしれません。
エネルギー関係者の中では天然ガスの将来は確約されているとまで言われています。

ただ、天然ガスは地球温暖化にはよくありません。
太陽光発電やバイオエネルギーなども含めて、今後のエネルギー情勢の大転換期に今はいるのかもしれませんね。

エネルギー情勢は世界情勢と直結です。
世界が大きく変わるかもしれませんね。
ゆっくりとではあるかもしれませんが、日本が過去20年で凋落し新興国に追い抜かれたようにジワジワと変わっていくものなんでしょうか。

天然ガス注目し続けます!

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posted by CFD at 22:07 | Comment(0) | ランケンのCFD予備校
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