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2011年04月15日

巨大地震とオプションPart3【ランケン】

前回は巨大地震の時にオプションを売っていて大きな損失を生んだ個人投資家の話を書きました。
今回で最終回です。

前回書いたように、オプションって売ってる分には勝率が9割超えるぐらいなので、スウィングみたいな事してても結構儲かっちゃうんです。
ショートストラングルって言って、行使価格の遠いCallの売りとPutの売りを組み合わせると(例えば、10500円の時点で8500円のPUTと12000円のCALLを売る)、90%以上の確率で勝てると思います。(実際、そう言われてる)
ただし、今回の地震みたいに一発やられると再起不能なぐらいにやられます。
一生終わりみたいな。。。

オプションってやはり何かあった時の保険なんです。
色々な使い方があるみたいですが、暴落した時のために保険代をかけてやるために買うのが、このオプションです。

まさに地震保険で、少額の地震保険を売っててもたくさん売ると結構な額になっちゃって、生活できちゃったりします。
そのため、個人投資家が結構やってたみたいで、いざ地震が起きた時に保険料の払い戻しを求められて、みんなぶっとんだって感じです。

この地震で、オプションの損失を払えない個人投資家を大量に抱えたのがひまわり証券で、80億円に上ったそうです。(Sarahさんのブログに書いてありましたね)
破産した人の額が全部で80億円と。。。
何人ぶっとんだんでしょうね。。。

で、この人たち、免責されない可能性があって払わなくてはいけないとは言え、払えないものは払えない。
ホントにお金ないんだもん。
誰がこの損を被るかって言うと、証券会社だったりします。

ひまわり証券は、この影響で証券業の廃止を決定しており、日経225先物とオプションの取引はすでに出来なくなっています。
同社はまぁまぁ日経225の業者の中では大きいと思うんですが、他にもっと大きいネット証券系の会社がいくつかあってですね。。。
松井証券も35億円、カブドットコム証券39億円。。。
個人じゃないのもいるんでしょうけどねぇ。
100人単位で人生棒に振ったんじゃないかとぉ。。。

あの地震があと6時間早かったらランケンもふっとばされてたと思います。
と言っても、100枚も売ったりしませんので、数十万から数百万レベルの損失だったとは思うんですが。
ランケンは地震の後でちょうどオプションの戦略を考えていた時にひまわり証券のニュースが入ってきて、後で背筋が凍る思いもしましたね。

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一方で、このオプションでメチャメチャ利益を出したツワモノの個人投資家もごく一部いらっしゃるようで、こちらも1億円近い利益を出して、数千万円を寄付したそうです。(わずか数週間で。。。)
素人のランケンには付いていけませんわ。。。

ランケンの師匠もオプションでぶっ飛ばされたものの、投機用電力で既に取り返したそうです。
一体全体、どうなってるんでしょね、この人たち。

あ、ちなみにFX系のオプションでこういうことは起こりません。(多分)
日経225のオプション売りのコワイ所は損失無限大な所で、無限大だからこそこういう事が起こりえます。
FX系のオプションは上がるか下がるかしかない損失も利益も限定のオモチャに近いんで、安心してやってください。

本物のオプションやるとかなり勉強になるのも事実ですが、ブラックスワンを買うか売るかみたいな所もあります。
ブラックスワンなんて極めて不確実で影響の大きい事を指しますので、扱いにくい事この上ありません。

あの三空さんですらオプションには手を出してませんからねぇ。
FXのオプションぐらいが丁度いい気はしますかね。
でも、なんかやりたくなるんだよなぁ、オプションって。
なんなんでしょうね。。。
戦略がいろいろ作れるからかなぁ、やっぱり。

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posted by CFD at 21:00 | Comment(0) | オプション
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