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2011年03月11日

トウモロコシ【ランケン】

トウモロコシを買ってるランケンですが、またしてもポジション持ってからトウモロコシ市場ってなんだろうって気が付きました。
いつも先にポジション取っちゃうんだから。。。(まぁ、じゃないと勉強しないんですけどね、って言うか勉強を先にしてても相場についていけない(笑))
でも、そろそろ出口戦略を考えないといけない時期な気がするので、少し調べてみました。

トウモロコシは1ブッシェル単位で売買価格が表示されます。
現在1ブッシェル700セントぐらい。
7ドルぐらいですね。
昨年までは4ドル割ってたので既に2倍って感じでしょうか。

国際市場において、もっとも影響が強いのはアメリカで、2009年の生産量3.3億トンと世界の生産量の4割以上、輸出量に関しては6割だそうです。
次に生産量が大きいのが中国で1.6億トン、ヨーロッパ全体で8400万トン、アフリカ全体で5600万トン、ブラジル5100万トン、などとなっています。
世界全体で見ると生産量としては約8億トン、その内貿易に出るのが8000万トンと言う桁です(正確には年によってだいぶブレルみたい)。
およそ10%が貿易に回ってますね。

供給はアメリカが6割の5000万トンぐらいでトップですが、需要側としては(要するに買ってる側としては)日本が世界最大の輸入国で1650万トンとなっています。
日本においては、ほとんどが家畜の飼料として使用されています。

需要側で注目すべきはやはり中国です。
ブルームバーグは、2009/10穀物年度で中国のトウモロコシ輸入量は100万トンで輸出が15万トンで純輸入国になったとしています。
中国は生産量も2位でかなりの生産量を誇っているのですが、2015年までに1000万トンもの輸入国に転じ、日本と競合する可能性があるとしています。(丸紅経済研究所)

なんかいいグラフを作ってくれてるサイトがありました。

トウモロコシの統計

中国の規模ってハンパじゃないですね。。。
元が上昇すると(←これ、不可避です)、もっと買われる訳ですね。
って言うか、元が上昇するとトウモロコシが飼料になる肉を食われるんだよなぁ。

マクロに見るとアメリカが最大の輸出国であり、アメリカの在庫状況が価格形成に大きな影響を持っています。
アメリカ国内需要として気になるのがバイオエネルギーとしての需要です。
バイオエネルギーとして使われているトウモロコシってアメリカでは既に32.1%(2009年)もあり、食用の42.5%に次ぐ量です。
本当に食料と競合してますね。。。

これはアメリカのエタノール政策もあるそうで、トウモロコシはまずエタノールに使われちゃうんだそうです。
食用よりもエネルギーが優先されちゃうってのもヒドい話です。。。

トウモロコシの在庫は年間で表示し、8月末の在庫量が総需要に対してどれだけになるかで価格が影響を受けるそうです(岡藤商事に教えてもらった。いつも聞いちゃう。お世話になります!
今回のトウモロコシの価格高騰はこの在庫率が5%になると見られているためで、通常の20%程度を大きく下回ります。
かなり逼迫した状況ですので、そうは簡単に下がらないって話です。(既に「話でした」かもしれないけど)

需給要因も2つに分かれるみたいです。
1つはトウモロコシがどれだけたくさん作れるかって話と、もう1つはどれだけ買われるかって話。

どれだけ作れるかって話は作付けから収穫期までの、春から10月ぐらいまでとなっています。
この間は天気次第となるので、天気予報に価格が左右される「天候相場」
それ以外の時期(11月から4月ぐらい)は「需給相場」と言って、在庫の量を見ながら価格形成がされるんだそうです。

今ぐらいが需給相場と天候相場と境目でしょうかね。(←ランケン、実はこれが知りたかった)
チャートのモメンタムがなくなりそうなら一回確定しちゃおっかな。
岡藤商事さん、どうでしょうか?

あ、ちなみにジムロジャーズとかは超強気です。
昨年から今年の頭にかけてのジムロジャーズのインタビューとか見てましたが、こりゃ長期的に続くねって思えます。
コモディティ間違ってもショートはしないようにしましょう。
難易度高いです。
ロングなら取りやすい気がする。

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posted by CFD at 20:00 | Comment(0) | ランケンのCFD予備校
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