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2011年03月11日

欧州財政危機再び?【鷹鳩】

MENAリスクがここんとろのメインドライバーでしたが、またまた欧州財政危機にも焦点が当たるようになってきました。

まずはギリシャが3ノッチ格下げ

ギリシャ、3段階格下げ ムーディーズ、デフォルトリスク高まる(SankeiBiz)

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日、ギリシャの信用格付けを3段階引き下げたと発表した。デフォルト(債務不履行)リスクが高まっているという。発表を受けてギリシャ国債相場とユーロは下落した。

 ムーディーズはギリシャの格付けを「B1」と、従来の「Ba1」から引き下げた。税徴収をめぐる懸念と1100億ユーロ(約12兆6456億円)規模の救済の条件である財政引き締めの「実践リスク」を理由に挙げた。ムーディーズは発表資料で「デフォルトまたは債務交換の可能性が2010年6月の前回格下げ時から高まったと思われる」と説明した。


デフォルトは不可避なように思えます…。

それからスペインの格下げ。

欧州市場で財政懸念再燃 スペイン格下げ (日経)


米格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10日、スペイン国債の格付けを1段階低い「Aa2(ダブルAに相当)」にすると発表。格付けの先行きも「ネガティブ(弱含み)」とした。


スペインの10年物利回りはこのところ5.5%前後と単一通貨ユーロ導入後の最高値圏で推移している。4月以降も大量の国債償還を控えるポルトガルや、欧州連合(EU)などの救済を仰いでいるギリシャ、アイルランドの10年物利回りもユーロ導入後の最高水準に再び近づいた


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かつてPIIGSと呼ばれた欧州兄弟。ですが、PIIGSの中でもスペイン、イタリアは財政危機を乗り切るとの見方が広がっています。

それを顕著に表すのがCDS市場。

CDS市場では今週、ギリシャとアイルランド、ポルトガルの国債を5年間保証する平均年間コストがスペインとイタリアの国債の平均コストを49万6000ドル(約4100万円)上回っています。これは過去最大の差で、2月2日は38万4000ドル、1年前は7万7000ドルでした。

ギリシャのCDSは、同国が向こう5年間にデフォルト(債務不履行)に陥る確率が60%であることを示唆。ちなみに、アイルランドは587.5bpで、5年以内のデフォルト確率は約40%、ポルトガルは497bpで示唆されるデフォルト確率は約34%。

この1年のPIIGSのCDSを並べてみてみましょう。

0311.jpg さて問題。どれがどの国だか分かりますか? ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインのどれかです。



これを観ると、たしかに圧倒的敗者がひとり、負け組みは2人、勝ち組が2人に見えますね〜。

ここから、株指数CFDを使ってトレードアイディアが生まれてきそうです。




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posted by CFD at 06:53 | Comment(0) | 鷹鳩の世界の市場から
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