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2011年03月01日

アメリカ農務省の2011年レポート【ランケン】

先週、トウモロコシが大きく下落したなんて話をどっかで書きましたが、もう上がってますね。
ふっふっふ、読みどおりだぜーとかって気分になりました(笑)。
数年前の高値を抜きそうですね。

Corn20110301.jpg

やっぱり「コモの会」を大橋ひろ子さんと作るか。(←今日、通勤中にこの名前を考え付いて1人でウケテマシタ。「コモの会」って、響きがいいでしょ?「ホモの会」も誰かがやるらしいっす)

しょうもない話はともかく少しコモについて書きます。
岡藤商事の方に教えてもらって、アメリカ農務省から発表される2011年の農産物レポートを読んでみました。
今のリビアやエジプトの混乱にしろ、イギリスの高いインフレにしろ、下手をすると中国が失速するかもしれないってな話にしろ、今後の世界情勢と言う観点から見ると非常に重要だと思います。(いやぁ、農業の時代だわ)

アメリカ農務省2011年農業アウトルック

この中ではまず世界の経済について言及されており、世界全体での貿易量は堅調に推移、2011年は7.5%上昇するとされています。
また、世界的な低金利はコモディティに対しては有利になります(コモディティに金利は付かないため、金利が世界的に低いと言う事は相対的に現金(特にドル)の魅力を減らすため)。
この世界の堅調な成長とドルの弱体がアメリカの農産物需要を引き上げており、世界の農産物の貿易へのファイナンスのサポートを続けていると述べられています。

今年2011年、アメリカの穀物の輸出量は11月の予測に比べて35億ドル増えています。
トウモロコシは国内の需要の強さと供給がタイトになっている事から11億ドル上昇。
アメリカの在庫は15年間で最低となっています。
その他の穀物なども書いてありますが、気になる方は読んでみてください。

11月に比べて需要が増えてくると予測されているのが中国や東南アジアです。
アジアへの農産物輸出は585億ドル(なんと5兆円!さすがアメリカ、世界一の農業国)とされており、6.8%の上昇です。
これは価格上昇による影響が大きいようではあります。

うーん、ここまで書いててなんなんですが、イマイチだなぁこのレポート。
このレポート、輸出入額は書いてあるんですが、量が書いてないんですよね。。。
これだと、次にどうなるかって展望が見えない気がするんだけど。。。

金額が増えてもそれだけ買われているって言うのはやっぱり需要があるからに他ならないんでしょうが、量としてどれだけかも書いてあるといいのに。。。
じゃないと農産物価格が下がったら、その影響が統計に出てくるだけにならんかなと。。。

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ただ、表4の中から読み取れる内容で面白いのは中国へのアメリカからの輸出額ですね。2011年は175億ドル(約1兆4000億円)と昨年11月時点で予測されていましたが、今は200億ドル(約1兆6000億円)とされています。
世界全体へのアメリカからの輸出額が90億ドル(約7200億円)の内2000億円分が中国です。
やっぱり中国人が食べる量ってのは凄まじい。

しかし、香港の輸入額が33億ドルで中国が175億ドルってのもおかしな話です。
たった五分の一。
香港700万人の人口で、中国13億人のはずで桁が2桁ぐらい違うんですけどね。
香港は都会なので、中国は香港の200倍あるべきとは言わないですが、まだまだ伸びざるを得ないでしょうか。

日本と比べても。。。
この表を見てると怖くなってくるな。。。
ホントに世界は食料を供給できるんだろうか・・・

とりあえず、後一ヶ月程度は在庫回復するメドも立たないような話がどっかに書いてありました。(←忘れた。。。アメリカの在庫状況のレポートとかどなたか教えてください。。。)
長期的にはジムロジャーズやらバフェットを信じて短期的には在庫やらなんやらを見ていくんでしょうかね。

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posted by CFD at 17:40 | Comment(0) | ランケンのCFD予備校
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