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2011年02月02日

世界の原油【ランケン】

ランケンはセミナーで面白いことを聞いてきてトレードする事が割とあるんですが、先週のFXオンラインのセミナーでも、ランケンが全然気が付かなくて面白いなぁと思ったことが1つあります。
杉田勝先生がおっしゃってた事なんですが、北海原油(ブレント原油)とWTIの原油価格の差が今って結構あるんですよね。(

原油って商品先物市場では2つ有名なのがあります(先物市場以外だと、ドバイとかナイジェリアとかもあるんですが、まぁあんまり個人投資家が取引する場ではないので、とりあえず無視)。
1つはイギリスの北海原油(ブレント原油)で、もう1つはアメリカのWTI(West Texas Intermediate)です。

この2つは同じ原油なんですが、原油としての質が違ってて、要するに品質で価格差が生まれています。
通常、北海原油の方がWTI原油よりは1ドルほど安いとされています。

ところが、今はなんと10ドル以上も乖離しています。
現在、北海原油は100ドルを超えていまして、ブレント原油は約90ドル。
価格差がひっくり返るどころか大きく乖離しちゃってます。

oil20110201.JPG

原因はエジプトと言うかスエズ運河とされていまして、ここを多くの原油タンカーが通るため、スエズ運河が使えなくなろうものなら、アジアに抜けるタンカーは全部南アフリカの喜望峰経由となります。
これは、運送費のコスト上昇につながりますので、大きなコスト圧力となります。

市場の気分が今はエジプトに注目していて投機的なお金が市場を混乱させていて、おかしな事になっています。
でも、こういうのってどっかで修正するものだと思います。
とはいっても、乖離が出来始めてから既に結構経つんですが、未だに修正されませんけど。。。

ちなみに、世界の原油価格は下のURLにあります。

世界の原油価格

結構、面白いですね。
原油名の右にある数字が高い奴の方が品質がいいのかな。
値段が高いみたいです。

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アンゴラ原油もありますね。
リビヤ原油に、ナイジェリア原油、クウェイト原油、カタール原油、イラン原油、ベネズエラ原油。。。
OPEC外だとまさにエジプト原油があります。
なぜ北海原油が99ドルで、震源地のエジプト原油が91ドルなんだろう??

はぁ、普段使ってる車のガソリンってこうやって来るんですねぇ。
ちょっと商社マンな気分(笑)。
コモディティって面白いわぁ。(今度、杉田先生に教えてもらおう!)

ランケンのとうもろこし君も値上がりしてってくれるかなぁ。
原油が100ドル超えると、バイオ系の燃料需要が出てきてとうもろこしも上がるとされてます。
どっかで、また天候不順でも起きないかなぁなんて不届きモノだとは分かっていながらも思わずにはいられない(インフレが進行しますからね、世界中の貧困層を直撃しますので、ランケンは良くても他の世界の人は良くない)。

WTI原油が100ドル超えるにはもうちょい時間がかかるかもしれませんが、インフレも強くなってきてるし、コモディティは入れておきますよ。
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posted by CFD at 00:19 | Comment(2) | ランケンのCFD予備校
この記事へのコメント
トレードの参考にさせて頂いてます。
初心者ですので要領が解らなく怖いです。
まだまだ勉強しないと!と思っています。
Posted by 松田 at 2011年02月02日 11:18
松田さん

はじめまして。
ランケンも最初は要領が分からなかったです。
要領ってやってみないと分からないものですよ。
机上の勉強だけで実際にやらないと何も生み出しませんので、両方をバランスよくやってみてください。
Posted by ランケン at 2011年02月02日 16:13
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