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2011年01月31日

MENAリスク【鷹鳩】

0131.jpg 









メルマガでも紹介しましたが、今マーケットで一番ホットな地域といえばMENA(Middle East & North Africa)でしょう。ミーナって可愛い女の子の名前みたいですが、いやいや…実情はかなり危険なかおり…。

いや、危険な香りだから魅力的なのか…。

と、まぁ置いといて、チュニジア発の独裁政権退陣デモが飛び火しているようで。アルジェリア、イエメン、ヨルダンと来てエジプト。

数万人規模のデモがムバラク大統領退陣を求めました。

でもってマーケットはリスク回避の動きで株価は大幅下落、為替はUSD買い、CHF買いで反応。

他の中東諸国への飛び火やスエズ運河使えなくなる懸念で原油上昇。地政学リスクに強い金も上昇というのが先週。


まぁ今週に入りリスク回避の動きは一服とも見えますが…。


ドル82円割れ、エジプト混乱によるリスク回避が一服(ロイター)

仮にムバラク大統領が退陣しても混乱は続くのでしょう。


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混乱続くエジプト、「ムバラク政権後」も視界不良(ロイター)

ムバラク大統領は29日、空席だった副大統領にオマル・スレイマン情報長官を据え、空軍出身のシャフィク民間航空相を新首相に指名。息子ガマル氏への権力継承は事実上断念する格好となった。 

 また、新内閣では経済・政治改革の実行を約束したものの、首都カイロなどでは、不満の収まらない多くの市民が外出禁止令を無視してデモを続行。ムバラク大統領の退陣を求める姿勢を崩していない。

 しかし、この先にエジプトがどこに向かうのか、ムバラク大統領の約束した改革が国民の切望する真の変革につながるのかどうか、明確な方向はいまだはっきりとは見えない。



今の政権は親米政権(傀儡政権)でもあり、それが崩壊することはアメリカの影響力の凋落とも取れます。


ちなみに次に懸念されている中東諸国の株価。

0131s.jpg【サウジアラビア】










0131d.jpg【ドバイ】










中東は金曜日が休日で、土曜日、日曜日は市場がオープンです。
なんで週末も大きく値下がりという事に。結構激しい下げっぷりですねぇ。

エジプト自体は休場としましたが、さてどうなるか…。


posted by CFD at 20:55 | Comment(0) | 鷹鳩の世界の市場から
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