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2010年09月14日

JAL【ランケン】

JALが2013年の再上場を考えているなんてニュースが先日出ていました。
ランケンはJALの問題ってJAL単独の問題じゃない気がするんですけどねぇ。
そもそもの航空行政とか新幹線とどうすみ分けるかとか、その辺がないとねぇ。

日本の国内線ってどういう位置づけにするんだろうとか思いませんか?
だって、新幹線かなりスゴイですよ。
4時間が飛行機と新幹線の境目だとかって解説されていましたが、新幹線使って4時間圏内だと東京在住の人だと神戸ぐらいまで行けちゃうんじゃないでしょうか。(ランケンの家からJRの乗り換えなど含めてそんなもんです。広島でも新幹線使う時ありますね)

となると最も需要のありそうな東京の人はそれより西側でないと飛行機なんていらないぐらいになっちゃいます。
航空会社にとってドル箱の東京―大阪線は新幹線はこれからも伸びるでしょうが、飛行機の方は伸びるとは考えにくいですよね。
リニアなんか造られた日には。。。

大きく見たら、国内は新幹線だけでもかなり行けてしまうんでしょう。
ただ、島国の日本にとって飛行機をなくすって話はあり得ません。
となった時に飛行機をどう言う位置づけにするかって言うのは大事な気がしますね。

単純に考えると、新幹線など競合がいない事に絞っていくべきで、やっぱり国際競争力をつける必要があるんだと思います。
地方の赤字路線の取りやめは言わずもがなですが、こちらは企業の努力次第でしょう。
もっと抜本的に考えるならば、航空行政。

本当の競合は新幹線なんかじゃなくて、海外の空港会社や外国の政府なんじゃないかなと思います。
外国政府はすでに国際的な競争をよく分かっていて、航空行政を進めているようですが、日本はまだまだな感じが否めません。
羽田だって、少し国際便が出てきてますが、あんなの足りませんよねぇ。

民間の考え方を純粋にするならば赤字便をザクっと減らして、その分国際便を増やすって言うのが本来でしょう。(成田の事を考えるのは本末転倒だと思います)
JALは破たんに伴い大きなリストラで大量に解雇もしていますが、それだけで済むとは思えません。
世界トップクラスに高い発着料をどう引き下げるかとかも含めてやるべきなんでしょうが、その辺はJALのリストラと切り離されているようです。

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そんな事でJALの再上場なんてうまく行くのかなぁと悲観的にならざるを得ません。
アメリカの航空会社も結構しょっちゅう破たんしていますが、あれもやっぱり航空業界の特徴の1つでしょう。
国内は新幹線にやられ、海外は海外の格安航空会社に太刀打ちできないではあんまり将来性を感じません。

もはや、親方日の丸は潰れないは通らない時代です。
2013年に再上場して誰がJAL買うんだろうとか思いますね。

ただ、民事再生法で破たんさせてる訳ですから、債権者の皆様は何が何でも再上場してもらわないと回収できないと言う事情もあります。
それって、今まで政治家やお役人がJALを食い物にしてきた図式とたいして変わらない気もしますね。
古い債権者やら銀行やらが損失の一部を取り返して新しい株主に押し付けるかな。
JALは結局はゼロサムゲームな感じ。(なんか言葉の使い方が違う気もしますけど、まぁ気分で)

部外者とは言え面白そうではあるので、成り行きは注目します。

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posted by CFD at 20:00 | Comment(0) | ランケンのCFD予備校
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