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2010年08月20日

アグフレーションにご注意【鷹鳩】

アグフレーションという言葉をご存知ですか?

農業(アグリカルチャ)とインレーションを組み合わせた造語です。農業インフレとか食料インフレとでも呼ぶんでしょうかね。

先々週のメルマガでも書きましたけど、小麦価格が乱高下しています。ロシアの異常気象でロシア政府が小麦の輸出禁止というニュースが駆け巡りました。その後も穀物需給統計で生産量見通しの引き下げなど需給は逼迫懸念です。

小麦のチャートです。ボラティリテが半端ないっす。

0820w.jpg



ロシアだけでなくてオーストラリアの天候も不順続き、カナダも小麦生産量は平年を大きく割り込むと予想されています。

乱高下は  なにも小麦だけでなく…。

映画みたいなドラマチックな話もあります。


勃発 チョコレート・クライシス カカオ豆 過去30年で最高値(SankeiBiz)


金融危機ならぬ「チョコレート・クライシス」の影が世界を覆っている。原料のカカオ豆の価格はこの30年で最高値を記録し、製菓会社はチョコレートを小さくしたり、代替原料を使うなどの対策に追われている。カカオ豆を買い占めるヘッジファンド創業者はスパイ映画「007」の国際的悪玉「ゴールドフィンガー」になぞらえ「チョコフィンガー」と呼ばれている。

 今月中旬、ロンドンにあるカカオ豆の先物市場に衝撃が走った。英ヘッジファンド創業者のアンソニー・ウォード氏(50)が世界の年間生産量の7%に相当する24万トンのカカオ豆を購入した。1トン当たりの価格は2732ポンド(約37万3600円)の高値となった。

 生産地の干魃(かんばつ)で3千ポンドの大商いとなった1977年に次ぐ高値、しかもチョコレート菓子が50億個も製造できる量だった。同氏はカカオ豆の供給不足を見越して昨年10月から先物を2100〜2200ポンドで買い集めた。



「チョコフィンガー」ですよ…。しかも世界の年間生産量の7%をひとつのヘッジファンドが買い占めるって…。物凄いシェアですよね。


ゴールドフィンガー⇒チョコフィンガー もしや…

0820.jpg



んなわけないですが、これからは金、そして食料へ分散投資というのが投資の王道かもしれません。

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posted by CFD at 06:58 | Comment(1) | 商品
この記事へのコメント
アグフレーションという言葉を初めてしりました。

 ただ、現象としては割合頻繁に発生しているようですね。
 発生してほしくはありませんが。
Posted by daikaisui at 2010年10月20日 09:38
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