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2009年07月31日

株は本格的反騰かあるいは…?【鷹鳩】

dji0731.jpg 株の上昇が続いています。今週半ばに一旦、頭打ちかなーなんて思っていたのですが、勢いは衰えずぐいぐいと上昇。なんでこんなに…と思うところもありますが、『Market is always right』と言いまして、正しいのは相場であって間違っているのは自分なわけです^^;

日本株も上げ幅こそ海外には及ばないものの、10000円をしっかりキープ。日経平均はもう21年ぶり?の連騰記録。凄いですね…。


さて、この株上昇をどう見るかって話ですが、当たり前なんですが2通りあるようです。

ひとつは、本格的な反転でさらに上昇が見込まれるって見方。金融機関の危機は去った、どころか好調な決算を発表していますし、事業会社の企業決算も概ね良好。経済指標も好転してきています。新規住宅販売件数も記録的な回復。株は最低でもリーマンショック時の水準まで戻すだろうってコメントも出ています。

逆に、今はたんなる一時的なラリー、反発。依然として、不動産価格の下落は止まらない、それを組み込んだ金融商品の価格下落もまだまだ止まらない、なんといっても失業率・失業者数がやばい。金融機関の好決算なんてまやかし。だから一時的な反発の後はもう一度底を付けに行く。1929年からの世界恐慌のときも、一旦底から4割株価は戻したものの、そこからまた2-3年かけてさらに8割下落という動きを辿った。本当の地獄はこれからって見方です。

この悲観的な見方は俗に『デッドキャットバウンス』って言われてます。この金融危機で結構露出が増えた言葉なんですけどね。

死んだ猫でも高いところから落ちると跳ね返る ってなっちょっとブラックな例えです。

こんな感じ


Dead Cat Bounce 2008.JPG GUIDEPOSTINGSより




この株価上昇が死んだ猫なのか、生き返った猫なのか。この夏が大きな転換点な気がします。

そうそう死んだ猫と言えば関連記事⇒こちら




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posted by CFD at 21:32 | Comment(0) | 鷹鳩の世界の市場から
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