CFDステーション

スプレッド取引で有名な日本株に電力系株式があります。電力株っていわゆるディフェンシブ銘柄で安定してますので、大きく動く株ではありませんよね。配当も割とちゃんとつくものだし、結構長期保有で狙われます。ただ、CFDでは配当が付かない。そうなると、CFDで電力株なんてやる意味がない？いえいえ、そんなこたーありません。スプレッド取引という手があります。

下の図は東京電力と中部電力の株価の推移です。



で、次が東京電力と中部電力のスプレッド。



ご覧のように、上の電力会社のチャートよりも横に上下はするもののある程度のレンジに収まる事が多いです。差を取っただけなので、そんなに動かないのは当然なのですが、2007年に一回大きな山が出来ている以外は３年間比較的レンジ内の動きとなっています。

また、基本的には東京電力の方が中部電力よりも値が高いのが普通の感じです。まーそらーそーですわね。電力会社最大手ですし、電力会社間でもそれほど大きな競争がないのであれば、普通に考えて東京の方が高く推移すると言うのは感覚的にもすっきりします（主観的ですけどね）。

このスプレッドが０円を割り込む期間は少なく、それほど長期に及ばない事が多いようです。現在のスプレッドは140円ぐらい。２ヶ月ぐらい前は２００円から４００円がスプレッドのレンジだったのですが、最近スプレッドが小さくなってきました。ここは、数ヶ月寝かして２００円は少なくとも狙っても良さそうですね。６０円の差を期待できます。多分100円程度狙ってもいい。

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FXオンラインなんかだと、100株で2万5000円ぐらいの証拠金でやれます。東京電力100株ロングと中部電力100株ショートで合計5万円ぐらいの証拠金ですが、6000円取れたらば利益率10％を超えます。配当の数％を狙うよりよっぽどいいです。

という所で、有名な電力系のスプレッド取引にチャンスが見えます。CFDはレバレッジがききますので、デイトレ系のガンガンしたイメージが強いですが、損失を限定してゆっくりとかたい長期投資したい方にオススメです。

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