CFDステーション

6月です…。早いですね。

CFDで原油を取引している方も多いと思います。でもそもそも原油ってなーにってな感じかもしれません。原油と石油、ガソリン違いって何なんでしょ?　CFDで取引できるのも、WTI原油の他に英国ブレント、ガソリン、ヒーティングオイルなんてありますし、商品先物ではドバイなんて銘柄もあって…。何がなんやら??って人も当然あると思います。

だからといって教科書的なものでお勉強するのも面白くありません。私もはっきりいってお勉強は大嫌いです^^; んなもんで今日は原油取引の基礎が学べるおすすめ小説の紹介。

以前、クラックスプレッドの記事を書いたときにも少しだけ紹介しましたが、黒木亮さんの『エネルギー』です。

内容紹介
「国際資源戦争」の最前線を描いた経済小説!
サハリンの巨大ガス田開発、イランの「日の丸」油田をめぐる暗闘、シンガポールの石油デリバティブ巨額損失事件――。
世界中の視線を集める資源開発の現場に切り込み、綿密な取材をもとに構成した野心作。

内容（「BOOK」データベースより）
「国際資源戦争」の最前線!サハリンの巨大ガス田開発、イラン「日の丸」油田をめぐる暗闘、シンガポールの石油デリバティブ巨額損失事件―。世界の注目を集める資源開発の現場に切り込み、綿密な取材をもとに描いた野心作。



これはねー、ほんと面白いですよ。単行本になる前は日経ビジネスオンラインというサイトで連載していたのですが、そのころから会員登録してまで毎週読んでましたもんw　

何が面白いかって言うと、とにかくリアリティが凄い。もともと著者は金融機関や商社に勤めていたこともあって金融には明るいとは思うんですが、それ以上に取材や情報集めに相当の労力を使っている。まさにエネルギーを使っていると思いますw　だから臨場感が凄くて、かなり感情移入しちゃうんです。

取り扱っている内容は、サハリンのガス・プラントだったりイランの油田だったりめちゃめちゃ男っぽいんだけどw　登場人物のキャラが立ってて、何気ない会話もリアル。かつ、専門用語は都度解説してくれてますから、置いてけぼりをくらうことなく読み進めていくことが出来ます。

CFDトレードに直結するわけではないけど、取引している原油、ガソリンがどういうものなのか、どういう要因で動くのかってのを基礎的に楽してw勉強するにはうってつけの小説。

これを読んだら、クラックスプレッド・ポジションを持ちたくなること間違いなし。

きゃなりおススメです。




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