CFDステーション

先日、バレンタインデーでCFD取引でココアを売るとかなんとかって話が出ていましたが、今日はコーヒーです。CFD取引では、コーヒーの取引なんかも出来ますが、よくよく見ると２種類あります。CMC Marketsでは米国コーヒーとロブスターコーヒーってあります。同じドル建てCFD取引にもかかわらず、なぜか価格がかなり違います。

コーヒーって大きく分けてブラジルなどの南米で取れる「アラビカコーヒー」とベトナムやインドネシアで取れる「ロブスターコーヒー」があります。この２つの違いはずばり品質で、ブラジルやコロンビアでとれるアラビカコーヒーの方が高級品で、キリマンジャロとかブルーマウンテンなんて有名なコーヒーがアラビカコーヒーです。

一方で、ロブスターコーヒーはと言うと、缶コーヒーなんかに使われている奴ですね。あまーいコーヒー飲んだ事あるでしょ？あれです。コーヒー牛乳みたいな奴。インスタントコーヒーもロブスターコーヒーが多いです。缶コーヒーで小さい缶の奴もありますよね、本格焙煎とかって奴。あれはきっと高級なアラビカコーヒーなんでしょう。

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2009年4月現在、アラビカコーヒー（CMCではアメリカコーヒー）は1ポンド（0.45Kg)あたり115セントぐらいで取引され、1トンあたりに換算すると2550ドル。ロブスターコーヒーは1トンあたり1500ドルでの取引となっています。1000ドル以上の差がありますかね。やっぱり、安いほうのロブスターコーヒーはトン単位で取引するんですね。袋詰めの大量販売みたい（笑）。

価格の決定要因はブラジルやベトナムの気候だったり、在庫だったりするそうです。これも、チャート見ると面白いですね。高級品のアラビカコーヒーは景気悪くなると売られそうです。その需要はきっとロブスターコーヒーに回るんじゃないかな（笑）。

スタバ売りのマック買いなんてスプレッド戦略を鷹鳩さんが以前紹介していましたが、ロブスターコーヒー買いのアラビカコーヒー売りなんてスプレッドも面白そうです。やっぱり価格差が意識されるみたいですよ、この２つ。後ね、マックがコーヒーの味を変えたりして、ロブスター増やしたり減らしたりすると価格が動くんだそうです。世界中のマックで飲まれるコーヒーって凄いんでしょうね（笑）。

CMC Marketsでの取引単位は現在一単位10万円から15万円。証拠金が3%ですので、5000円ぐらいですね。CFD取引で勝てば、アラビカコーヒーのスタバ1年間、負けたらインスタントのロブスターコーヒーで1年間ガマンなんて自分の生活かけてやりたくなっちゃいますよね（爆）。負けてもその程度で取り返せる気がするので、スタバをかけてやってみようかな。

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