CFDステーション

商品取引といえば原油と金が大事でしょう。原油も金もほぼ24時間取引できますし、手がけやすいかなと思います。原油は流動性も高く（通貨とは違いますが）、なんといってもエネルギーの王様みたいな所もありますから知っておきたい所です。

でも原油取引なんて普通はしたことないはずなのでまずは基本的なところから。

原油の取引市場で有名な指標は以下の２つです。

■NY原油　アメリカの西テキサス地方で産出される原油です。WTI(West Texas Intermediate)ってよく書かれてます。テキサスといえばブッシュですかね。
■ブレント原油　イギリスの北海で産出される原油です。

産出する場所がアメリカとイギリスの北海のため原油の品質が異なります。そのため、価格が微妙に違います。ま、飛騨牛と松坂牛の価格が違うようなものです（ちょっと違うかも…）。

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後、中東産のドバイ原油などもあるのですが、CFDの取引で使うのは上の２つで十分でしょう。
CMCMarketsでは原油取引の中に米国原油と英国原油の２つに分かれていますが、これが上記のNY原油とブレント原油になります。
ブレント原油のチャートはCステでも見れます。

単位としては、１バレルって１樽という意味で約159リットルです。通常、NYMEXなどの商品市場では原油は1000バレル単位で取引されるそうで、NY原油の市場取引は１日1万本とか2万本（1000万バレルとか2000万バレル）のようです。もっとも市場で取引されるのは現物ではなく先物が多く、現物の多くは各社が相対で取引しているんだそうです（このあたりの詳しい事は鷹鳩さんにお任せ）。

ただし、我々がCFD取引するに際して1000バレルはあまりにも大きいので、100バレル単位の取引となっています。現在１バレル36ドルなので3600ドル（約32万円）で取引されています。

2009年1月現在、原油取引ができる会社は以下の３社のようです。

	CFD取引単位	必要証拠金	手数料	スプレッド	金利 （スワップ）
CMC Markets Japan	100バレル単位	3%	なし	0.06ドル〜	売り買いともになし
オリックス証券	100バレル単位	10%	0.02%	0.05ドル〜	売り買いともになし
ODL証券	100バレル単位	1%	なし	不明	売り買いともになし

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